オペラ、ミュージカルを中心に演出家・翻訳家として幅広く活動中。

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歳から18歳まで過ごしたアメリカで声楽を始め舞台経験を積む。国際基督教大学卒業。言語学専攻。在学中イギリス・エディンバラ大学に留学。

国際会議運営会社、外資系PR会社などに勤務ののち、本格的に舞台の世界に入る。

二期会、新国立劇場ほか多数の主要オペラ公演においてリチャード・ジョーンズ、ヴィリー・デッカー、カロリーネ・グルーバー、グラハム・ヴィック他、世界的な演出家の演出助手を数多く務め、ラインドイツオペラ「ドン・ジョヴァンニ」(デュッセルドルフ)にも助手として参加。英ロイヤルオペラハウスJette Parker Young Artists Programmeで演出助手を務めつつ、同プログラム及びギルドホール音楽院オペラコースにて、オペラにおける演技指導法と歌手養成法全般について研修。

これまでの演出作品にアントネッロ「エウリディーチェ」(佐川吉男音楽賞受賞)、「カルメン」、「魔笛」、「コジ・ファン・トゥッテ」、 オーストリア・アイゼンシュタットにて「月の世界」、構成・台本・演出作品に兵庫県立芸術文化センター・ジルヴェスターコンサート(2018年、2019年)、台本・演出作品に「セヴィリアの理髪師の結婚」、台本翻訳・訳詞・演出作品に「パジャマゲーム」「この森で、天使はバスを降りた」「スウィート・チャリティ」など。

演劇やミュージカルの翻訳・訳詞作品に、ホリプロ「天才執事ジーヴス」、東宝「Songs for a New World」他。洗足音大ミュージカルコースでは演出作品全ての台本翻訳と訳詞を手がける。

近年はオペラの英語字幕の製作者としても、東京二期会「魔弾の射手」「金閣寺」「蝶々夫人」、神奈川県民ホール「カルメン」を担当、高い評価を得る。

演出家や音楽監督の通訳としても信頼を得て劇団四季ほか数多くの公演に参加している。

声楽をH. ハリントン、斎藤昌子、各氏に師事。RADA(英国王立演劇学校)元校長ニコラス・バーター、同校講師イラン・レイシェル、ローナ・マーシャルほかに演技を学ぶ。

洗足学園音楽大学ミュージカルコース准教授。